町の災害用備蓄について

更新日:2025年09月17日

町の災害用備蓄の方針

大台町では、主要な避難所や災害用備蓄倉庫に非常食糧や飲料水、防災資機材等を備蓄しています。

備蓄している品目は、過去の大規模災害の教訓から発災直後の避難生活において特に必要となる備蓄品(非常食、飲料水、毛布、携帯簡易トイレなど)を重点的に備蓄を行っています。

備蓄数量は、三重県の「平成26年地震被害想定結果」に基づき、町避難所での避難者数を1,000人と設定し、この避難者数に対する備蓄の必要数量については、「令和3年三重県備蓄・調達基本方針」を軸に発災から3日間を目安に算出し、必要数量を備蓄しています。

主な備蓄品

非常食

主にアルファ化米や缶詰パンを備蓄しています。

飲料水

長期保存が可能な保存水を非常食と併せて備蓄を進めています。飲料水はこの他にも給水車などによる「応急給水」を想定しています。

毛布

避難生活で必要となることから、想定避難者数分を備蓄しています。

簡易携帯トイレ

袋に排便後、凝固剤を入れて固めてから処理できるものを備蓄しています。

発電機

発災直後は、停電となる可能性があることから電源確保のため備蓄しています。

その他備蓄品

その他備蓄品として、簡易トイレ、段ボールベッド、間仕切り、プライベイトルームなどの資機材を備蓄しています。

家庭での備蓄

災害に備え、ご家庭で最低3日分(可能であれば1週間分)の食料や生活用品を備蓄しておきましょう。公的な備蓄には限りがあります。

そこでおすすめなのが「ローリングストック法」です。

これは、普段から食べている食品などを少し多めに買い、使った分を補充することで、無理なく常に備えを維持する方法です。下記のリストを参考に家族構成や健康状態に合わせて、必要なものをリストアップしてみましょう。

参考:農林水産省「家庭備蓄ポータル」

備蓄品リストの例(自宅での生活用)

水・食料:

飲料水(1人1日3Lを目安に)

乾麺、缶詰、レトルト食品、フリーズドライ食品

カセットコンロ、ガスボンベ

調味料(塩、砂糖、醤油など)

非常食(乾パン、栄養補助食品など)

生活用品:

簡易携帯トイレ、トイレットペーパー

ラップ、アルミホイル、ゴミ袋

カセットガスストーブ(冬の場合)

使い捨ての紙皿、紙コップ、割り箸

寝袋、毛布

情報収集・電源:

手回し充電式ラジオ、予備の乾電池

モバイルバッテリー

懐中電灯、ランタン

非常持ち出し品

災害発生後、すぐに避難が必要になる場合があります。

避難所には十分な物資がない可能性も考えられるため、非常用持ち出し品を事前に準備しておくことが非常に大切です。

下記のリストを参考にリュックなどに必要なものをまとめておき、いつでも持ち出せるように玄関や寝室に備えておきましょう。

非常持ち出し品リストの例(避難時用)

貴重品:

現金(小銭も多めに)

身分証明書、健康保険証、お薬手帳などのコピー

通帳や印鑑のコピー

情報収集・照明:

携帯ラジオ、モバイルバッテリー

懐中電灯(ヘッドライトが両手が使えて便利です)

予備の乾電池

安全・衛生:

ヘルメットまたは防災ずきん

軍手、厚手の手袋

救急セット(消毒液、ばんそうこう、常備薬など)

マスク、除菌シート、ウェットティッシュ

簡易携帯トイレ、生理用品

その他:

ホイッスル(助けを呼ぶため)

筆記用具、油性ペン

レインコート、防寒具

食料と水(最低3日分)

災害用備蓄品の一覧(令和7年8月31日現在)

災害対策基本法に基づき大台町が備蓄する災害用備蓄品を公表します。