「野焼き」について

更新日:2021年07月01日

野焼きは一部の例外を除き法律で禁止されています。

野焼きとは?

 野焼きとは、適法な焼却施設以外で廃棄物(ごみ)を焼却することをいいます。ドラム缶や一斗缶などでの焼却も含まれます。

 野焼きは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、原則禁止されています。

野焼きはなぜいけないの?

 野焼きは、その煙が悪臭や大気汚染の原因となるため、周辺住民の大変な迷惑となります。また、野焼きでは通常焼却温度が200~300度程度にしかならないため、燃やすものによってはダイオキシン類などの有害物質を発生させ、人の健康や環境への影響を懸念されることから、法律で原則として禁止されています。

野焼きに罰則はあるの?

 野焼きをした人には、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または両方が科せられます。(法人にあっては、3億円以下の罰金)

焼却禁止(野焼き)の例外とはどんなもの?

  • 国又は地方公共団体が、その施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却

 (河川・道路管理上で必要となる草木等の焼却 など)

  • 災害の予防、応急対策又は復旧のために必要な廃棄物の焼却

 (災害などの応急対策、火災予防訓練 など)

  • 風俗習慣上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却

 (どんど焼き、不要となったしめ縄・門松などを焚く行事 など)

  • 農業・林業・漁業を営むために、やむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却

 (農業者・・・焼き畑、田んぼの畦(あぜ)焼き、稲わらの焼却 など)

 (林業者・・・伐採した枝条の焼却 など)

 (漁業者・・・漁網に付着したごみの焼却 など)

  • たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって、軽微なもの

 (落ち葉焚き、暖をとるためのたき火、キャンプファイヤー など)

焼却時の注意

 野焼きの例外規定であっても、焼却によって大量の煙や臭いが発生し、近隣の生活環境に支障をきたしてしまうこともあります。煙たい、洗濯物に臭いがついて困る、体調の悪い人がいるので困るといった苦情が、住宅密集地などで特に多く寄せられています。ご近所に迷惑にならないようお願いします。

 なお、例外的に認められる焼却行為であっても、近隣住民から苦情が寄せられるような場合は、生活環境に影響があるとして指導の対象となります。

 

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