町長の部屋

更新日:2023年04月27日

大台町長 大森正信(おおもり・まさのぶ)

松阪地区の3師会との「災害時における医療救護活動に関する協定」が 合同で締結されました

松阪地区医師会・松阪地区歯科医師会・松阪地区薬剤師会(3師会)との大切な協定を、5月25日(木曜日)に大台町・明和町・多気町と合同で結びました。
この協定は、自然災害等が発生した際に、迅速かつ円滑な医療救護活動の実施を確保するためのものです。
協定締結を機に、私たちは3師会と協力し、いつ災害が襲ってくるか分からない状況でも、医療救護活動の体制を整えてまいります。
3師会の皆さま方は、特に新型コロナウイルス感染症の流行以降、町民の命を守るために日夜奮闘してくださっています。
平常時だけでなく非常時にも、3師会のご協力をいただけることは、私たちにとって心強く、深い感謝の念に堪えません。

今後も、私たちは町民の皆さまが安心して暮らせる環境づくりに全力を注ぎます。災害に強いまちづくりに向けて、さらなる努力を惜しまず取り組んでまいります。

 

令和5年5月30日更新

松阪ケーブルテレビ・ステーション株式会社様と 「高齢者等の見守りと支援に関する協定」を結びました

5月8日(月曜日)、MCTVでおなじみの松阪ケーブルテレビ・ステーション株式会社様と「高齢者等の見守りと支援に関する協定」を結びました。
この協定により、松阪ケーブルテレビ・ステーション株式会社様が業務上、町民の皆さまと関わる中で身体など何か異変に気付いたときには町に連絡が入り、早期発見、早期解決が可能となります。

川村社長からは「開局して30年間、ケーブルテレビ事業を通して、町民の皆様と関わってきた。これからも私たちにできる見守りで地域貢献したい。」と力強いお言葉をいただきました。また、松阪ケーブルテレビ・ステーション株式会社様からは、開局30周年を記念して、ご寄附も頂戴しました。町の社会福祉事業に、大切に使わさせていただきます。ありがとうございました。

今後も高齢者をはじめとして、町民の皆様が安心して暮らし続けるまちづくりをすすめてまいります。


令和5年5月17日更新

令和5年度 大杉峡谷オープニングセレモニーについて

4月21日(金曜日)、大杉峡谷オープニングセレモニーを開催し、約35名の関係者の皆様にご臨席いただきました。セレモニーでは、登山者及び山岳遭難救助隊、登山道整備関係者の安全を祈願する神事を執り行いました。

コロナ禍における新たな生活様式の推進によりアウトドアが注目を集めるなかで、昨年度は多くの登山者に訪れていただきましたが、本年5月8日には新型コロナの感染症法上の位置づけが「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針が決定され、より多くの登山者の皆さまが訪れていただくことが予想されます。

日本三大峡谷のひとつであり、ユネスコエコパークの核心地域にも選出されています大杉峡谷は、深く切り立った峡谷を流れるエメラルドグリーンの沢と、豊かな自然が織りなす日本屈指の秘境と言われます。この美しい大杉谷の自然と魅力を後世に紡いでいくためにも、今後もより一層登山道の整備、安全啓発に努めてまいります。


令和5年4月26日更新

えごまの奉納について

4月18日、町のえごま生産者でつくる「JA多気郡奥伊勢えごま倶楽部」のみなさまが伊勢神宮へえごま商品を奉納され、私も参加してまいりました。

えごま倶楽部は、JA多気郡奥伊勢の女性部有志らが中心となり、耕作放棄地を活用して、化学合成農薬や化学肥料を使わないえごまの栽培をはじめ、搾取、洗い、乾燥、ゴミ取り、搾油、商品化、販売までの6次産業化に取り組まれており、すべて手作業にこだわり抜かれた商品となっています。

今回奉納されました、「えごま油」、「えごま茶」等の商品は、12月頃に初物が出回り、あまりの人気に毎年完売となるそうです。「健康に良い油」、「体に良い食材」として注目が集まる大台町産えごまを、ぜひみなさまにもご賞味いただければと思っております。

引き続き、町民のみなさまの特産品づくりを通して、町の地場産業の振興と地域の活性化につなげて頂くことを期待しています。

令和5年4月20日更新

大台町茶業組合主催「新茶の初摘み」について

4月17日に大台町茶業組合主催の『新茶の初摘み』が神瀬区内のハウス茶園で行われ、私も参加してきました。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりましたが、当日は、茶業組合員や地域のみなさん、大台町議会議員の方々など約50名が参加され、春らしい陽気の中、みなさん汗をにじませながら、鮮やかな黄緑色に育った新芽を「一芯二葉」で丁寧に手摘みされていました。

今季は冬場の冷え込みが弱く生育が促進され、昨年より4日早い初摘みとなりました。茶業組合さんによると、「生育は良過ぎるくらい。大台のお茶は味はまろやか、香りも抜群」とのことでした。この初摘みの新茶は、4月21日に伊勢神宮へ奉納されます。

主催いただいた大台町茶業組合のみなさん、参加いただいたみなさん、大変お疲れさまでした。

令和5年4月19日更新
 

三重県知事との円卓対話について

4月12日、奥伊勢フォレストピアで、三重県知事と円卓対話を行いました。
対話の前に道の駅奥伊勢おおだいの隣に新築した奥伊勢テラスやB&G海洋センターを視察いただき、判定塔から奥伊勢湖漕艇場のコースや、艇庫の競技用ボートなども視察していただきました。

 奥伊勢フォレストピアでは、4つの項目で議論を交わしました。
1.宮川の流量確保について
2.県立高等学校における土木系列の専門学科について
3.大杉谷登山道登山口までの県道整備について
4.「みえ森林・林業アカデミー」の講座内容の拡充と大台町のフィールドを活用した      人材育成の取組の支援について
 
長年要望しております「宮川の流量確保について」では、知事から「宮川のより良い流況に向けた流量回復等検討会議の中で検討したい。」など、前向きな回答をいただきました。
 
また、第2部の三重県知事と県民の対話では、大台町商工会長をはじめ商工会役員の方々と意見を交換しました。
 
約2時間半の対話でしたが、大台町の課題を共有いただくとともに、今後の三重県と大台町および大台町商工会の連携を図る有意義な対話であったと思っています。

令和5年4月19日

令和5年度施政方針について

令和5年度 施政方針(PDFファイル:417.5KB)

昨年2月の町長選挙におきまして、町民の皆様からご信任をいただき、2期目の町政を担わせて頂いておりますが、早や1年が経過いたしました。引き続き、町民の皆様とともに、歩みを緩めず町政運営にまい進してまいりますので、これまでと同様に格別のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

さて、令和5年3月8日に開会いたしました「令和5年 第1回大台町議会定例会」の開会にあたりまして、町政運営に対する私の基本的な姿勢と、令和5年度予算につきまして、その概要を「町長施政方針」で説明させていただいたところです。

ご一読いただければ幸いです。

令和5年3月13日
 

第16回美し国三重市町対抗駅伝

2月19日(日曜日)、県庁前から伊勢市の陸上競技場までの10区間を、29市町の代表選手が走り、熱戦が繰り広げられました。

県庁前では和やかな雰囲気の中、第1区の選手の紹介が行われました。しかし、スタート前のカウントダウンが始まると、一瞬にして緊迫した雰囲気になり、午前8時45分にスタートしました。

私はスタート地点で選手の皆さんを見送り、ゴール地点へ向かう途中、沿道でも声援を送りました。新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催ではありましたが、沿道では多くの声援があり、改めてスポーツの魅力を感じました。

大台町チームは序盤の小中学生区間では健闘しましたが、惜しくも総合25位(町の部12位)の2時間44分44秒でゴールしました。前回大会よりも総合の部で2つ、町の部で1つ順位が上がり、4分31秒タイムが早くなり敢闘賞もいただきました。全ての選手がそれぞれの区間を力いっぱい走り切り、無事に完走することができました。安心するとともに感謝の気持ちで一杯です。

選手層の薄い当町では選手集めも困難ですが、町内には陸上クラブもあり、将来有望な選手がいるので、今後も選手の育成に力を注ぎ、更なる活躍を楽しみに応援していきたいと思います。

選手の皆さんは約3ヶ月の間、選考会、タイム測定会と毎日の自主練習を行っていただきました。監督、コーチをはじめとする選手の皆さん、沿道で声援を送っていただいた町民の皆さん、ありがとうございました。

令和5年2月22日
 

救急自動車譲与式

紀勢地区広域消防組合では、2月2日(木曜日)に、戦時下で医療が行き届いていないウクライナを支援しようと救急自動車を募集しているNPO法人SunPanSa(サンパンサ)に役目を終えた救急自動車を譲与することになりました。

譲与式では、実際に譲与する救急自動車をバックに、紀勢地区広域消防組合管理者大森正信からNPO法人SunPanSa(サンパンサ)に目録とレプリカキーの贈呈を行い、NPO法人SunPanSa(サンパンサ)上村眞由理事長から当組合に感謝状が授与されました。また、NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANY(クラヤヌイ)代表ソフィヤ・カタオカ氏から感謝のお言葉をいただきました。

なお、譲与した救急自動車は、NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANY(クラヤヌイ)を通して令和5年3月頃を目途にウクライナに輸送される予定です。

令和5年2月15日
 

第16回美し国三重市町対抗駅伝 結団式

2月19日(日曜日)に開催される第16回美し国三重市町対抗駅伝に向け、1月8日(日曜日)に、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、結団式を行いました。当日は、監督をはじめ、コーチ・選手合わせて14名の方に出席いただきました。

12月に選考会を実施し、大台町代表選手となられた皆さんは、代表としての誇りを持って、精一杯走っていただき、目標タイムの2時間40分を切れるようにたすきをつないでほしいと思います。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、十分な練習ができないかもしれませんが、体調管理をし、今できる準備をしっかり行ってください。大台町に元気を与えられるような走りを期待しています。

令和5年1月20日
 

大台町消防団出初式

令和5年1月8日(日曜日)、午前10時から大台町B&G海洋センター体育館にて大台町消防団出初式を開催しました。

今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、出席対象の団員を被表彰者および班長以上の幹部団員とし、また、内容も例年実施していた通常点検は行わず式典のみでしたが、当日は団長以下70名の団員に参加いただきました。

消防団の活動においては、常に確実性と迅速性が求められます。同時に、事故や怪我などの防止を図る必要があります。その点において、大台町消防団は、中西団長以下、班長・団員に至るまで、非常に規律正しい節度をもった行動に努めていただいており、私は、その姿を拝見するたびに、胸が熱くなる思いがすると同時に、誇らしく、頼もしく感じております。

最後に晴れの表彰の栄に浴されました58名の団員の皆様、本当におめでとうございます。団員の皆様には、事故・怪我等十分注意して、今後も消防団活動に励んでいただきますようお願いいたします。

令和5年1月16日
 

令和5年度「二十歳の集い」

今年の“二十歳の集い”は、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、1月8日(日曜日)にグリーンプラザおおだいで開催させていただきました。当日は、66名の方に出席いただきました。

令和4年から民法改正により、成人年齢が引き下げられたことに伴い、大台町では、成人式を本年から「二十歳の集い」と名称を改めて、式典を執り行いました。
二十歳という人生の節目をむかえられた皆さんの門出にお祝い申し上げます。
新たな一歩を踏み出した皆さんの若い力と行動力でこの先の未来を切り開いていっていただきたいと思います。

また、大台町は、自然に恵まれた素晴らしい町です。ぜひ大台町に定住していただき、皆さんの柔らかな発想力と積極的な行動力をもって本町を盛り上げていただければ幸甚に存じます。
これからの輝かしい未来に向けて、より一層ご活躍されることを期待しております。

令和5年1月11日

松阪ケーブルテレビにて成人式特集を1月21日(土曜日)・28日(土曜日)17時から、1月22日(日曜日)・29日(日曜日)19時から放映されます。
ぜひ、ご覧ください。

令和5年 新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、輝かしい希望に満ちた新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

昨年1月の町長選挙において皆さまからご信任をいただき、2期目の町政を担わせていただいておりますが、1期目では、主に財政基盤の建て直しを図るため、事業の選択と集中、職員のコスト意識の醸成、ふるさと納税の増加を図る取組などに注力してまいりました。

特にふるさと納税については、ポータルサイトの写真のリニューアル、インターネット広告を利用した特産品のPRなど、寄附額を増やす取組を強化したことが功を奏し、令和3年度の寄附額は、前年度から約1億8,800万円増の2億5,578万8千円となりました。令和4年度につきましても、大台町を応援してくださる全国の方々から沢山のご厚志を賜り、寄附額は順調に推移しているところでございます。

さて、2期目となる今期においては、私が掲げる理念である、「日本一住みやすいまちづくり」の実現を目指し、令和4年度には小・中学校における給食費の完全無償化や、外出支援における高齢者のタクシー利用助成券に係る所得制限の撤廃を実施させていただきましたが、本年1月からは私の心強い補佐役として新たに三重県から西尾真由子氏を副町長として迎え、県との連携体制の強化を図るとともに町議会とも協働しながら、諸問題の解決に当たりたいと考えております。

昨年も新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、6月から始まった第7波は全国でも過去最多となる新規感染者数を記録し、三重県でも7月21日に、「感染防止行動徹底アラート」が、8月5日には「BA.5対策強化宣言」が発令されましたが、町では、国の臨時交付金を活用して、皆さまの生活や地域経済活動への支援、新しい生活様式の推進などを目的としたさまざまな事業を展開し、商品券配布による地域経済循環対策事業などにも取り組ませていただきました。

今後も新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行が懸念されていますので、引き続き、お一人お一人が感染防止対策にしっかり取り組んでいただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

また、急速に進むデジタル化社会への対応としましては、昨年8月に、「大台町DX基本計画」を策定し、多気町、大台町、明和町、度会町、紀北町が連携して取り組む、『三重広域連携モデル(6月に「デジタル田園都市国家構想」に採択)』においては、住民や観光客のユーザーインターフェイスとなるポータルサイト構築や、中心的サービスとなるデジタル地域通貨の普及促進事業に取り組んでおります。

本年は、令和3年度から5年間のまちづくりの方針を定める「第2次大台町総合計画後期基本計画」の折り返し地点に差しかかることから、引き続き、初心を忘れることなく、町政運営にまい進してまいりますので、本年も皆さまの温かいご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年1年が皆さまにとって幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶といたします。

令和5年1月5日