インフルエンザに注意しましょう
2023年の冬は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が継続しており、インフルエンザとの同時流行の恐れがあります。
流水・石鹸による手洗いなどの基本的な感染対策を徹底し、インフルエンザ等の感染症を予防しましょう。
インフルエンザの主な症状
インフルエンザは、咳やくしゃみなどに含まれるインフルエンザウイルスの感染により起こる病気です。
主な症状としては、38度以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛など全身の症状が突然現れます。
インフルエンザ感染予防のポイント
- 流行前にインフルエンザワクチンを接種しましょう。
- 咳エチケットを心がけましょう。
- 咳やくしゃみが出るときはマスクをつけましょう。
- マスクが無い場合に咳やくしゃみをするときは、ティッシュペーパーやハンカチ等で鼻と口を覆いましょう。
- 外出後は流水・石鹸による手洗いをしましょう。アルコールによる手指消毒も効果的です。
- 室内では適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
- 体の免疫力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた食事を心がけましょう。
- 流行時には人混みや繁華街への外出を控えましょう。
- 室内ではこまめに換気をしましょう。
インフルエンザにかかったら?
自分の身体を守り、周りの人にうつさないために、
- 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど、具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
- 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。
- 咳やくしゃみの症状があるときは、不織布製マスクの使用や咳エチケットなど、飛沫感染対策をしましょう。
- 人混みや繫華街への外出を控え、無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。
インフルエンザにかかった際の異常行動に注意しましょう
インフルエンザにかかった際、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動が報告されています(例:急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロするなど)。
また、その結果、極めてまれに転落等による死亡事例も報告されています。
小児・未成年者がインフルエンザにかかり自宅で療養する場合、少なくとも発熱から2日間は、小児・未成年者を一人にしないようにしましょう。
あわせて、以下のような対策もとりましょう。
高層階の住居の場合
- 玄関や全ての部屋の窓を施錠しましょう(内鍵や補助錠も)
- ベランダに面していない部屋で寝かせましょう
- 窓に格子のついた部屋がある場合は、その部屋で寝かせましょう
一戸建ての場合
上記対策に加えて、できる限り1階で寝かせましょう。
更新日:2023年02月09日